イベントコンパニオンとは過酷な女性のお仕事です
いろいろなイベントやショー、展示会場などに行くとさまざまなコスチュームに身を包んだきれいな女性を見かけます。その人達はイベントコンパニオンと呼ばれる人達です。イベントコンパニオンとは、イベントやショー、展示会などで各々のコスチュームに身を包み展示品の横に立ったり、展示品の説明をしたりする女性のことを言います。レースクイーンがイベントコンパニオンの良い例です。今や、そのイベントコンパニオンを目当てにカメラを持って撮影に現れる人達もいます。
イベントコンパニオンは専用の派遣事務所が存在し、そこに所属している女性達が広告代理店やメーカーが開くオーディションにて選ばれます。オーディションに合格すると、数日間の研修期間を受けショーやイベントに赴き仕事をすることとなりますが、数時間で終わるショーやイベントの場合だと、研修が無く台本などを渡され独学で学び本番を迎える事が多いです。
依頼主である広告代理店やメーカーが支給するコスチュームに身を包むわけですが、露出度の高いコスチュームが多い為、モデル並みの容姿を求められることが多いです。そんなコスチュームに身を包んで展示品に華を添えるので、とても華やかな職業に見えます。ですが長時間の立ち仕事となる為、かなり過酷な仕事ともいえます。時にはスニーカーなどのヒールのない靴での長時間立ち続けることもありますが、殆どがヒールの高いパンプスかブーツなので足が浮腫む事は必至です。
イベントやショー、展示会においてサンプリングを配布するイベントコンパニオンの姿もよく目にします。それもイベントコンパニオンの大切な仕事の一つです。他にも外国からのお客様の対応もあるので、語学力や接客などのマナーも必要不可欠になります。こういう場において、やはり経験と実績が必要になるので、いきなりショーやイベント、展示会のイベントコンパニオンとして展示品の横に立ったり、展示品の説明に従事したりといったことは少ないですがが、ブースにてサンプリングの配布やブースに来たお客様の案内などといった仕事に従事し、経験や実績を積み、最終的には華やかなイベントコンパニオンとして成長を遂げるのです。