生活のスタイルを左右する新築住宅設備には、多くの費用がかかります。それでもマイホームの夢のために、ある程度費用がかかっても、理想の住宅を現実にしたい人も多いと思います。
ここでは、極端な拘りのない一般的な新築住宅の設備工事が、全ての費用の中で、一体どれだけの割合を占めるのか、考えたいと思います。
家を建てる場合の総費用としては、木工事や基礎、躯体や仕上げ工事などの建築本体の工事、電気であったりや給水、給湯などの付帯の設備工事、造園、インテリアといった別途工事、引越し費用や各々の申請料金などの諸費用の4つに分けられます。
これら4つの総費用に対する理想の割合の目安としては、建築本体の工事が、総費用の61パーセントから68パーセントくらい、付帯設備の工事が、総費用の9パーセントから15パーセントくらい、別途工事が、14パーセントから18パーセント程度、最後の諸費用が、5パーセントから11パーセントくらいになります。
たくみ工房はこだわりの素材、工法を用いる千葉県の建築会社です
建築本体の工事と付帯設備への工事は、ひとまとめで本体工事とされることもあります。すなわち、本体の工事費は、建物の本体へ関する全ての工事の費用を指し示すこととなります。
坪単価というのは、言うならば本体工事費のことなのです。このことを考えると、坪単価の他にさらに2、3割くらいの価額がかかってくるというわけなのです。総費用2000万円くらいの新築住宅を例に挙げて考えてみると、180万円から300万円ほどが付帯設備の工事に充当されます。
もし2500万円くらいの家であれば、付帯設備工事は225万円から375万円くらいです。工事費と設備機器の本体価格も、この中に入っています。前述の別途工事費に含まれている外構工事費は、大体総費用の6.1パーセント程度という調査が出ています。カーポートやフェンスや門のような外まわりには、除けないものの費用です。